愛らしい笑顔を浮かべる小学1年生の吉田有希ちゃん。
2005年、女の子は何者かによって連れ去られ殺害された。
事件発生から8年。
今、新たなる展開を迎えている。
事件が起きたのは2005年12月。
栃木県の旧今市市の小学1年生吉田有希ちゃんが下校中の通学路で同級生と別れたあと行方不明になった。
翌日、有希ちゃんは茨城県常陸大宮市の山林で遺体となって発見。
胸を中心に刃物による刺し傷が10か所以上あり、殴られたようなあざもあったという。
衣服などの遺留品は見つかっていない。
活発というか、お姉さんたちと遊ぶときははしゃいでね、本当にいい子だったのになと思うと胸がつまる思いです。
栃木県の行方不明となった現場から遺体が見つかった茨城県の山林までの距離はおよそ60キロ。
また当時、現場付近で不審な白い車が目撃されていたことから警察は犯人像として車を所有し土地勘があるなどの特徴をあげていた。
そして今日。
今でもあのように情報提供を呼びかける看板がかけられています。
そして今日、別の事件で逮捕された男が事件への関与をほのめかす供述をしていることが新たにわかりました。
警察によると、事件への関与をほのめかしているのは栃木県鹿沼市に住む30代の男。
今年1月。
偽のブランド品を所持していたとして逮捕・起訴されていて取調べ中に自ら自分がやったと話し始めたという。
男は現在も拘留されているが供述の内容は具体性に欠け裏付ける証拠も得られていないという。
よかったなと思う。
春には中学校の制服を着た有希が見られるはずでした。
未解決のまま時間が過ぎるなか2010年には有希ちゃんの両親が無念の心情を手記につづっていた。
栃木県と茨城県の合同捜査本部はポスターやホームページなどで情報提供を呼びかけ、500万円を上限とする懸賞金もかけている。
果たして男は事件に関与しているのか?
警察は慎重に捜査を進めている。
昨日から心配でずっとテレビを見ているという方も多いのではないでしょうか。
韓国珍島沖で発生した旅客船の沈没事故。
発生からおよそ32時間たった今もなお、287人が行方不明のままとなっているんです。
救出の活動はどうなっているのでしょうか。
最新情報を捜索現場に近い珍島の港から福元記者に伝えてもらいます。
また今朝も船で現場海域を直接見に行くなど必死に捜索を見守っていますが港に帰ってきた同じ船には9人目となる遺体とともに帰ってきました。
現場周辺の海域は水温が低く継続して水の中にいた場合は生存できる時間が2時間とされていることもあり家族の苛立ちは絶望感に変わりつつあります。
さて今回の事故の原因ですが韓国の海洋警察は通常の針路を急に変えたため船の重心が取れなくなったとの見かたを強めています。
一方、現在取調べを受けている船長が事故発生当時、実は真っ先に船から脱出していたことがわかり韓国国内で批判が高まっています。
真偽のほどは明らかではありませんが生存を信じる家族はできるだけ早く捜索するよう悲痛な思いを訴えています。
専門家によりますと船内は細かい部屋に分かれているので空気が残っていて生存者のいる可能性も十分あるのではないかということです。
あとは果たして沈没するまでの船内での誘導対応が適切だったのかどうか。
今後の大きな検証の焦点となりそうです。